BusinessWeekとBoston Consulting Groupによる調査「世界で最もイノベーティブな企業」の発表があった。栄えあるトップ100社の顔ぶれは、1位はApple, 2位 Google, 3位 3M, 4位 Toyota, 5位 Microsoftだそうだ。ハイテク系の会社を抜粋すると、8位 Nokia, 10位 IBM, 12位 Samsung, 13位 SONY, 14位 Dellと続く。
もっと完全なリストを知りたい方はBusinessWeekのサイトへどうぞ。
今日はAppleの四半期決算発表もあったのだが、1年前に比べて売上高が34%アップ、利益も第1四半期から41%アップと非常に好調なようだ。元々の本業であるデスクトップPCに関しては、Intel-based Macの影響、Nativeなアプリケーション不足から若干買い控えがあったようだが、iPodは引き続き好調で、四半期で850万台を売ったとのこと。同時に、現在本社があるCupertino市に新たに50エーカーの土地を購入し、二つ目のキャンパスを建設すると発表された。二つ目のキャンパスには3,500人の従業員を収容(?)予定とのこと。
記事が古くなってリンクが切れてしまったが、San Jose Mercuryによると、2005年シリコンバレーで創出された雇用は38,000(※)で、そのうち半分をたったの5社で占めているのだそうだ。その5社というのはApple(1位), Google(2位), Intel(17位), eBay(18位), Yahoo(61位)らしい。(※カッコ内は「最もイノベーティブな企業」ランキングの順位)つまり、これらの5社は、それぞれ去年1年で3,800人ずつ雇った計算になる。Appleの二つ目のキャンパスの規模も肯ける。
ちなみに、シリコンバレー全体の雇用は約115万だそうなので(Joint Venture "The Index 2006"より)シリコンバレーで働いている人のうち3.4%は、この5社に2005年に雇われたということになる。Valley Fairとかで石を投げれば、かなりの確率でこの5社の従業員にぶつかりそうだ。
ランキングの算定基準はまだチェックしてないが、96~97年頃には、どこかのハイテク他社に買収されそう、という噂が絶えなかったAppleが、大変な時期を乗り越えてこういうランキングでトップを飾るのを見ると、やっぱり誰にも必ず辛い時があるけど、諦めちゃいけないんだなあ、と改めて思った。月並みな感想ですが。ちなみにAppleの当時の株価は20ドル台前半だった(シリコンバレーの景気が底だった2002年頃は14ドル台とかである!)今は70ドルに迫らんとする勢いである。
(※4/23追記)但し、Appleは2005年3月に株式分割を行なっているので、現在の株価は140ドル相当になる。つまり、2002年から比べてほぼ10倍に。
ところで、再び話をBusinessWeek「世界で最もイノベーティブな企業」特集に戻すと、イノベーティブ企業はそうでない企業に比べて、株主還元率もよいらしい(訳はヘンかも?原文は"Shareholder return")。欧米では、差は2-3%だが、アジアでは6.5%程度ついている。
イノベーティブな企業の特徴等は、特集記事に書かれているようなので(まだちゃんと読めてないけど)、追々メモを追加するかもしれません。
(※)4/21訂正:曖昧な記憶で「39,000」と書いていましたが、確認したところ、「38,000」が正解でした。(San Jose Mercury "Valley Steps Up Its Rebound", 4/10/2006)
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